酵素触媒反応の生成速度を考えるー阻害剤入りー
hodaです。以前、酵素触媒反応の生成速度を考える-ミカエリス・メンテン機構-という記事を書きました。以前考えたミカエリス・メンテン機構では、酵素と基質の反応は阻害されないと考えていました。今回は酵素などの働きを阻害する阻害剤を入れ、前回よ…
EDTA:分子か,双性イオンか
EDTAの化学構造には,非イオン化分子であるテトラカルボン酸とカルボン酸アンモニウム双性イオンの2つの表記がある。それぞれの表記の裏付けをするために論文を精査したところ、EDTAは双性イオンとして存在する可能性が高いことが提案された。…
フラッシュ精製装置「バイオタージSelect」を試してみた
10年前、シリカゲルをもちいたカラムクロマトグラフィーといえば、カラム管にシリカゲルをつめて溶媒を流すという、いわゆる「手動カラム」が主流でした。時は流れ、現在は「自動カラム」つまり、フラッシュ精製装置の利用が主…